皆さんこんにちは!
埼玉大宮のボイストレーニングスクール、FaithVocalSchool講師の左藤です。
今回は感動的な歌を歌うために必要な、
明るく楽しく話すために必要な、
セルフラブについてお話します。
セルフラブとは、自己愛のことです。
「自分のことを愛せていますか?」
レッスンでこの問いかけを生徒さんにすると、戸惑う方が意外と多いです。
「それなりに好き」と答える方もいます。
ちなみに私もセルフラブについて真剣に考えるまでは、
「それなりに好き」と思っていました。
しかし、ここに落とし穴があったのです。
自己愛が本当にある状態というのは、親が子供に注ぐ愛情のように、
何の宣言もなく、無条件で、自分を愛せている状態のことです。
「それなりに好き」とは違うのですね。
自己愛がある人と、無い人の大きな違いを見てみましょう。
自己愛がある人→愛のエネルギーが常にある。
そのため、自由、自己肯定感、協力、調和、許す、受け入れる、
などのプラスの精神状態である。
自己愛が無い人→恐れのエネルギーが常にある。
そのため、不自由、偏り、分離、否定、奪う、怒り、
などのマイナスの精神状態である。
さて、どちらの人が感動する歌が歌えそうですか?
どちらの人が明るく、ハキハキと話せそうですか?
答えはイメージしやすいと思います。
これは心の中のことなので、発声練習だけでは解決できないのです。
発声練習でやるのは、いわば「表面」の部分だけであり、
本当は「内側」を改善することが一番の目標達成につながるのです。
しかしもちろん、発声練習だけをやって目標を達成される方もいます。
そのような方は元からセルフラブがあった人です。
もしくはストイックだったり、器用な方も発声練習だけで目標達成できる場合がありますが、その場合、目標達成をした後も自分にプレッシャーをかけ続けるので、
どこまでやっても幸福感を感じることができず、
どこかで休みたくなったり、
家庭や健康に歪みが生じます。
私は周りにストイックと言われる方でしたので、
痛いほど、このような経験を繰り返しました。
(今はセルフラブの大切さに気付いたので幸せです!)
私のレッスンに来ていただいた生徒さんには、
ただの発声練習だけではなく、
最終的には幸福感を感じていただきたいと思っています。
そして、かつての私のように、自分に自信が持てない方に自信をつけていただくのが、
私の使命だと思っています。
人生で初めてのボイトレで私のところに来た方で、
「ボイトレって心理学もやるんですね!」とおっしゃった方がいます。
いえ、通常ボイトレで心理学はやりません。うちだけです(笑)
皆様お気軽に体験レッスンにいらしてください。
そして遠慮なく、お悩みをきかせてくださいね(^^)