明るくハキハキ話せるようになる方法

こんにちは！

埼玉大宮のボイストレーニングスクール、Faith Vocal School講師の左藤です。

 

話し方レッスンには「明るくハキハキ話せるようになりたい」という方が沢山いらっしゃいます。

 

「感動する歌が歌えるようになりたい」という人にも、共通にお勧めの方法を一つ書きたいと思います。それは発声練習以外でのことです。

 

明るくハキハキ話せない要因というのは人それぞれ沢山ありますが、

実際に私がレッスンでカウンセリングをして思うことは、

過去の何らかの経験が、一番の根本的な原因になっているということです。

 

例えば、

 

親に「声が大きいから静かに話しなさい」と言われて育った

 

親に自分のやっていることを応援してもらえなかった、好きなことをやらせてもらえなかった

 

いじめられた経験がある

 

両親の仲が良くなく、家庭の雰囲気が悪かった

 

思春期の頃に親が離婚している

 

子供のころ、友達に声が変だと、からかわれた経験がある

 

 

など、、、何らかの経験により、

 

大人になっても心の中の愛情が枯渇し、

 

自分のことが好きになれず、

 

自信を持てない。

 

その結果、

 

愛のエネルギーが枯渇し、

 

恐れのエネルギーが増え、

 

いつも不安を抱え、

 

余計なことを考え、

 

表情が乏しくなり、

 

声が小さくなる。

 

このような結果を招いているのです。

  

そのため、発声練習というのは、いわば対症療法のようなもので、

表面を変える技術にすぎず、

明るくハキハキ話せないという悩みの根本的な原因の解決にはならないのです。

 

ただし、もちろん発声練習だけでも変化は徐々に表れますが、

心の傷を抱えたままで無理をして練習していると、

練習が辛くなり、

私にはやっぱりできないんだと思い込み、

挫折してしまう。

 

といったように、悪循環になりやすいのです。

 

一番良い方法は、

 

過去の心の傷に気づき、受け止め、癒し、

 

自分を愛し、他人を愛して、

 

そのうえで発声練習などの技術を身に着けること

 

だと私は考えています。

 

ですので、まずは明るくハキハキ話せない理由が過去にあるのではないかと振り返ってみること。

これが第一歩になります。

 

レッスンでは、心理カウンセリングと発声練習を、同時進行で進めていきます。

 

思わぬところに、明るくハキハキ話せない原因があったと気づけるかもしれません。

 

自分を愛するというのは発声練習と同様、一朝一夕にはいきませんので、

 

鍛錬し続けることが大切です。

 

 

生徒さんには、

 

「心に不安を抱えた状態で発声練習をすると、結果が出にくいので、

 

何かお悩みがあれば、遠慮なく話してくださいね。」と伝えています。

 

 

何はともあれ、あまり深く考えず、一人で悩まずに、

 

お気軽に体験レッスンへお越しください^^